11/12/14 23:28:44.04
自らが動き回って室内を掃除する「ロボット掃除機」が浸透し始めている。
米アイロボットは“元祖”ロボット掃除機の「ルンバ」を4年ぶりにフルモデルチェンジし、販売数量を伸ばしている。
国内メーカーでも、過去にロボット掃除機を発売していた東芝が再参入し、需要開拓を狙う。
10月に発売したルンバの新モデルは、最先端の人工知能を搭載し、部屋の広さや汚れ具合のほか、
段差や障害物の場所を自分で判断し、40以上の行動パターンから最適な掃除方法を選択する。
日本でアイロボットの製品を扱う総代理店「セールス・オンデマンド」によると、新モデルの投入効果から
11月の国内販売台数は前年同月比で約3倍となり、来年度は30万台の売り上げを目指すという。
新モデルの市場想定価格は、6万4800~7万9800円。
一方、東芝ホームアプライアンスが10月1日に発売した「Smarbo(スマーボ)」(同9万円前後)も、
毎月の販売目標台数である5000台を「ほぼ目標通りクリア」しているという。
2つのCPU(中央演算処理装置)やセンサー、カメラを駆使して通過ルートを記憶しながら、室内を等間隔で往復。
2時間の充電で約90分間運転できる。
東芝によると、ロボット掃除機の国内市場は2010年度が約10万台、今年度は約17万台に拡大すると推測している。
同社は02年に国内メーカーとして初めてロボット掃除機を商品化したが、販売が振るわず撤退した過去がある。
だが、ここにきて「認知度や需要が高まっている」(担当者)として再参入を決めた。
5万円以上の高級掃除機市場では、英ダイソンのサイクロン掃除機に喚起され、国内メーカーが相次いでサイクロン掃除機を
発売した例がある。「今年が『ロボット掃除機元年』だ」(メーカー関係者)という声もあり、ロボット掃除機市場の活性化も期待できそうだ。
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
米アイロボットのロボット掃除機「ルンバ」の新モデル
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