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資産家ウォーレン・バフェット氏率いる米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイの子会社を通じた
20億ドル(約1550億円)規模の太陽光発電事業への投資は、まさに適切な時期だったのかもしれない。
バークシャーの電力部門ミッドアメリカン・エナジー・ホールディングスは、カリフォルニア州に建設中の
太陽光発電プロジェクト「トパーズ」を米ファースト・ソーラーから買収することで合意した。
ミッドアメリカンとファーストが7日発表した。
550メガワット規模のトパーズは、着工が先月だったことから連邦政府の振興プログラムによる支援対象となる。
トパーズで得られる電力は長期契約で販売されるが、その契約は太陽光発電パネルがここ1年間で44%値下がりする前に結ばれた。
ファーストのソーラーパネルを利用するトパーズは、年内で打ち切られる米財務省の振興プログラムの対象となる
最後の大型ソーラー発電事業となる可能性がある。
みずほセキュリティーズUSAのニューヨーク在勤アナリスト、ポール・クレッグ氏はインタビューで、
電力会社との契約締結を現在目指している太陽光発電事業と比べると、トパーズはより高い価格で電力を販売する
公算が大きいと指摘、「賢明な人々はこうした早期のプロジェクトに投資している。非常に魅力的な売電契約があるためだ」
と述べた。
ファーストの広報担当アラン・ベルンハイマー氏は、同社が現在建設しているプロジェクトではキロワット時当たり
14-16セントで電力を販売すると述べた。同社の太陽光発電所は2014年までに10-12セントで電力を販売するようになる
と同氏は見込んでいるという。トパーズの売電価格は公表しない方針。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)