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帝人は9日、鉄より丈夫で軽いとされる先端素材の炭素繊維を使った量産型自動車向け部材を、
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と共同開発すると発表した。
帝人は3月、炭素繊維を樹脂で固めた複合材料を成形する時間を
量産車の生産に適した1分以内に短縮した技術を確立しており、
この技術を用いて、今後GMが世界で展開する電気自動車(EV)などの乗用車や
トラックに向けて共同で部材開発を行う。
世界的に環境規制が厳しくなる中、自動車業界では車体の軽量化を通じた燃費効率の向上が
急務となっている。
自動車での炭素繊維の採用はこれまで高級車やスポーツカーの部品に限られていたが、
量産車向け部材の開発が進めば普及に弾みがつく可能性がある。
帝人は来年初め、共同開発を推進するための拠点を米国北東部に設置し、GMの研究員を
受け入れる。
共同で安全性や軽量化の効果を検証し、早期に量産車への搭載を目指す。
特に軽量化の効果が大きい車体骨格のほか、ルーフやボンネットなどでの採用を狙う。
炭素繊維は、鉄の10倍の強度を持ちながら重さが4分の1と軽量な高機能繊維。
帝人と東レ、三菱レイヨンの日本勢3社が世界シェアの約7割を握る。
ソースは
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
■帝人 URLリンク(www.teijin.co.jp)
2011年12月 9日 量産型自動車向けCFRP製品の共同開発について
URLリンク(www.teijin.co.jp)
株価 URLリンク(www.nikkei.com)