11/12/09 08:38:25.11
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ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の新型携帯ゲーム機
「プレイステーションVita(PSヴィータ)」の発売を17日に控え、
停滞ムードが漂っていたゲーム市場が活気づいてきた。
全国5都市で体験会を開くなど、5年ぶりの新型機発売にソニー陣営の鼻息は荒い。
王者・任天堂も人気タイトルで既存機種のてこ入れを図り、両社が真正面から激突する
“熱冬”が幕を開ける。
■通信機能を強化
PSヴィータは5インチの有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)タッチパネルと背面タッチパッド、
本体の傾きや加速度を検知するセンサーを備えるが、最大の特長は通信機能の強化だ。
無線LANだけでなく、携帯電話回線も使える3G対応モデルもラインアップした。
家電量販店の多くでは現在、3Gモデルの予約だけを受け付けている。
業界関係者は「ソニー陣営は3Gモデルを多めに用意したようだ」と明かす。
狙いは「ハードを売り切る形から、配信サービス中心のビジネスモデルへの転換にある」という。
テレビの不調などで2012年3月期連結決算は4年連続の最終赤字が見込まれるソニーが注力するのは、
配信サービスだ。
映像や音楽、電子書籍を配信するソニーエンターテイメントネットワーク(SEN)を
日本を含む世界14カ国で展開しており、9月にはゲームのコンテンツを配信する
プレイステーションネットワーク(PSN)をサービスの一部に加えた。
通信機能を売り物にするPSヴィータは、まさにハワード・ストリンガー会長兼社長が掲げる
「ハードとソフトの融合」を体現する。ヴィータへの異常なまでの肩入れぶりには、
ソニー本体の事情が見え隠れする。
「3DSを開発した企業ならではのでき映えといえる」。
任天堂が11月と12月に順次発売したニンテンドー3DS用ソフトの「スーパーマリオ3Dランド」「
マリオカート7」に、ゲーム量販店の店員が舌を巻く。
秋口まで浮上の兆しが見えなかった3DS。
だが、「マリオ3D」は11月だけで54万2800本を売り上げ、3DSの販売台数も
前月比36.8%増の41万6500台と躍進した(ゲーム雑誌会社のエンターブレイン調べ)。
さらに「マリオカート」の販売本数も12月1日の発売後4日間で45万1900本に上り、
3DS本体も4日間で21万6300台を売り上げた。
これは8月に1万円の大幅値下げに踏み切った際に並ぶ売れ行きだ。
12月10日には、カプコンの人気ソフト「モンスターハンター」シリーズの最新作も発売され、
有力コンテンツが切れ目なく登場する。
-続きます-