14/04/11 14:56:33.10 JRk3/xXu
20XX年─。人類はついに有史以来の「夢の社会」を実現しているかもしれない。
SF世界のようなロボットやコンピュータの革新が現実のものとなり、
人類全体が消費する生活必需品やぜいたく品、
サービスなどの生産をわずかな人
(たとえば全人口の1割)の労働で賄えるようになるのだ。
そこでは工業製品から農産物まで、すべての生産を担うのは巨大な無人工場だ。
コンピュータはいよいよ人工知能の域に近づき、
文書の読解・作成や翻訳、会計・販売業務、自動車の完全自動運転など、
代替が難しいといわれていた種類の労働も次々とこなせるようになる。
こうして多くの人が、
働かなくても何不自由なくモノやサービスを消費できる社会が到来するのである。
人類の“桃源郷”は実現したかに見えた─。