12/12/26 08:38:38.99 wPOp0PqR
某宮なんとか瀬でひとしきり山梨県を走ったあと、
後は帰るだけと思って帰路についていた時がありました。
ある夏の日の夜、23時頃でした。
今日は走り屋一人も会わなかったわ、ま、かえろ、と思ってタラタラ走っていたら
いつの間にか後ろにピッタリの四輪。
あらあらごめんなさい、と思って加速しました。結構一気に。
フウ、と思ってミラーを見るとその四輪も後を追って加速して来ていました。
「ん？」と思って私は今一度加速すると、その四輪は更に速度を上げてついて来ました。
「ふむ・・・やる気か?」と思いながら、やまなんとか大橋の信号にぶち当たりました。
そして信号が変わるや否や私は土◯峠に向かって加速しました。
一気に出したのですが、その四輪は遥か後ろに居ます。
「なんだ？やる気ないのか？」と思って軽く減速、ひゃ◯きろ前半に落とすと、
四輪は少し追い上げてついてきました。
「ん？やるのか？どっちか分からん」
「よし、土◯峠で勝負だ」、と思いました。
それから程よい距離を取り、当時の私最速速度で峠を下りました(きゅう◯◯っきろ位)。
知る人は知っていますが、
減速帯あり、キャッツアイやポールあり、
それなりにヘアピンやタイトなカーブがある短めの峠です。
右へ左へとハングオフを一生懸命しまして、
4つ目ほどカーブを過ぎた僅かなストレート部分で「ドヤ？」とミラーを確認しました。
するとその四輪はすぐ後ろについてきていました。
「な！？さっき遠くにいたはずなのに！？」
慌ててその後も頑張って峠を下りましたが四輪は綺麗に私の後ろをついて来ました。
峠を下り終えた頃、(数十秒ほどで下り終える小さな峠です)
目の前に別のファミリーカーが居たので
勢いそのまま追い越してしまい、
後ろについてきていた四輪はそれっきり追って来なかったのですが、
私が今まで出会った中で一番速かったのがその四輪です。
今では心のライバルです。
来夏までにはあいつを越したい。