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原発ゼロで夏越すと原発不要論が出るから再稼働したとの指摘
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
NEWS ポストセブン 8月4日(土)16時6分配信
まず、ストレステストの評価結果の妥当性を判断する保安院は
「再稼働の可否は政治レベルで総合的な判断を行なう」ものとし、責任転嫁した。
さらに、その保安院が提出した審査書を受ける安全委の班目春樹委員長はストレステストの
内容そのものに疑問を投げかけている。
つまり、原子力の専門家が安全性をきちんと評価していないにもかかわらず、
結局は政治家が安全対策の暫定基準を決め、地元の同意を取り付けて再稼働に至ったのである。
政府は、夏を迎える前にどうしても再稼働したかったのではないか。
原発の稼働がゼロのまま夏を越してしまうと、「原発不要論」が出てくる。原発維持のためには、
最も需給が逼迫している関電管内で再稼働し、その必要性を訴えなければならない。
さらに言えば、大飯を突破口に、他の原発についても再稼働への扉を開きたかったのだろう。
私が参加する意見聴取会では大飯3、4号機の安全性評価について論点や問題点がいくつも出た。
にもかかわらず、保安院が途中で議論を打ち切って、大飯原発の再稼働を急いだのもそのためと思われる。