12/08/20 12:49:18.09
私が疑問に思っている事の一つに、太陽光や風力などの不安定電源が増えると、それに応じてバックヤード電源も増やさなければならないって言う理屈です。
今年の夏が2010年の様な記録的猛暑でなかったから日本全国で原発は大飯のニ基だけで足りたけど、更なる猛暑となれば他の原発の再稼働は必須だとする理屈が有ります。
まぁ今夏はもう最高気温の更新は無いでしょうから取り敢えず今夏だけは大飯の二基だけの稼働で凌ぎ切ったと言えるでょう。
そうすると心配は来年の夏と言う事になります。
その前に冬のピークも有りますが、夏のピークの方が高い事を考えれば、備えるべきは来年の夏ですね。
其の間に火力の整備や太陽光、風力などのプロジェクトが進み、わずかばかりとは言え、ピーク時の発電容量は増えるものと思われます。
チリも積もればなんとやら。たとえ各家庭に導入する太陽光が2~3kwだとしても、1年間で数十万世帯の導入が有ればピーク時の発電容量は原発1基分にはなるでしょう。
そう、其処で疑問なんですが、バックヤード電源(或いはバックアップ電源)として、太陽光や風力が増えた分だけ増設しないといけない理由は何ですか?と言う事です。
だって、メイン発電として火力が存在し、太陽光や風力が増えたら増えた分だけ一時的にでも出力を下げたり休ませたり出来る様になるだけでしょう?
既に原発ゼロに近い状態で夏を過ごしたのだから。
これから自然エネルギーが増えたらそれに合わせて火力を増やす必要があると言う理屈が全く理解できないのですが。