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全原発停止のエネルギー危機、今こそ何が必要か考えよう
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原発の停止によって昨年の化石燃料の輸入は21兆8000億円と、前年から4兆4000億円も増え、日本は貿易赤字に転落した。
今年は25兆円を超えるだろう。日本の富がアラブの王子様や軍備拡張を進めるプーチンのロシアを潤すことになる。
さらに全原発停止のタイミングが悪すぎる。中東ではイラン核開発をめぐる緊張が高まる。
日本はイラン7割の石油、3割のガスをペルシャ湾地域に依存する。
夏前にイランがホルムズ海峡を封鎖すれば、1941年の太平洋戦争の開戦前と同じように、無資源国日本はエネルギーで亡国の瀬戸際に近づくだろう。
こうした事実を、原発をめぐるどの考えに立つ人も認識してほしい。
エネルギーについて、「3E」と呼ばれる「安定供給」「経済性」「安全・安全保障」と呼ばれる政策目的のいずれも大切であることに異論はないはずだ。
ところが「原発は悪だ」という価値判断が現在先行して、安定供給や経済性が忘れられがちだ。
基本をもう一度考え直すべきではないだろうか。