12/03/27 09:34:50.61
>>405
「原発事故調中間報告」においても指摘がなされている
(1)
東電の内部では2008年、従来の想定の高さ5.7メートルの津波を大きく上回る最大15.7メートルの
津波が試算されており、そのことは貞観地震・巨大津波を研究していた専門家らが危険性を指摘していたものだ。
にもかかわらず、東電幹部は『そのような津波は実際に来ない』としてきた。
(2)
全電源が喪失しても原発には2、3日、冷却を保つ非常用冷却装置が備わっていたにもかかわらず、
作動状況を誤信したり、停止したりしたミスがあり、また、運転員は訓練も受けていなかったため、
ミスが重なり、メルトダウン(炉心溶融)や水素爆発まで進んだ。
(3)
3月11日に電源喪失で自動的に作動する「フェール・セーフ(安全確保)」システムにより、
1号機に冷却水を注入する非常用復水器の注入弁が閉じた。ところが東電のエンジニアは、
この注入弁の自動閉鎖を知らず、それに気付くまで相当な時間を浪費した。また気付いた後も、
同原発のコントロールセンターの上司にすぐに報告することを怠っていた。一方、コントロールセンター側も冷却装置が作動していないことを示すパネル表示を見落とし、1号機の崩壊を早めてしまった。
…
など、過失を基礎づける事実は、挙げればきりがないほど多くあり、
東電に「過失」があったことは「明らか」