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【社会】福島、深刻…止まらない医師流出…優遇策の検討も
スレリンク(newsplus板)
東日本大震災で原発事故に遭った福島県で、医師の流出が深刻な問題になっている。
県内138病院の常勤医が、原発事故当時から71人減少していることが判明。
看護師の減少も続いている。放射線への不安から首都圏などの大学も医師派遣に二の足を
踏んでおり、医療機能の停滞が復興の遅れにつながる恐れも。危機感を強める地元では
優遇策の検討も始めた。
被ばく医療機関、配置見直しを=原発近隣、機能不全の恐れ-安全委提言
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東京電力福島第1原発事故を受け、緊急被ばく医療の指針を見直している国の原子力安全委員会の分科会は7日、
初期の被ばく医療を行う医療機関を原発の近くだけでなく、やや離れた地域にも配置するなど、実効性の高い体制
にすべきだなどとする提言案をまとめた。
福島第1原発周辺では、5病院が初期医療機関に指定されていたが、避難区域内に入ったり、地震や津波などの
被害を受けたりしていずれも機能しなかった。2次機関の福島県立医科大も一般の災害対応に追われ、十分な対処
ができなかった。
提言案は、原発事故時の防災対策を準備する区域が拡大されることや、大規模な自然災害に伴う原子力施設の
複合災害では近隣の医療機関が機能を失う可能性が高いことを挙げ、初期医療機関を原発から離れた地域にも
指定する必要性を指摘。2次機関についても、近隣県の同規模の医療機関同士で協力、連携の体制を構築すべき
だとした。