12/02/05 02:28:28.30
> スレリンク(atom板:414番),445,594,591,675
食品の放射線新基準「厳しすぎる」 文科省審議会
URLリンク(www.asahi.com)
食品の新基準は了とするが、厳しすぎる―。厚生労働省が作った食品の放射性物質の新基準について、
文部科学省放射線審議会は2日、こんな意見を答申案に盛り込んだ。4月からの運用にあたって、検査が混乱したり
生産者に影響が出たりしないよう、配慮を求める方針だ。
審議会は昨年末、厚労省から食品の新基準の省令改正について、妥当かどうか諮問を受けた。厚労省は
一般食品は1キロあたり100ベクレル、乳児用食品はその半分の50ベクレルなどと定め、国際的にみても
より安全性を重視した内容になっている。
審議会の答申案では、厚労省の新基準は「差し支えない」としながら、別紙として審議会の意見を付けた。
年間1ミリシーベルト以下に抑える上で、乳児用食品などの基準を特別に設けなくても、一般食品の基準で子どもの
健康に十分配慮されていると指摘。厳しい設定の根拠に疑問を投げかけ、被災地の食生活や産業などへの影響
を懸念する。
食品の新規制案「汚染、過大に想定」…文科省審
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
これまでの審議で委員は、最近の調査では食品のセシウム濃度は十分に低いと指摘。規制値案はそれを踏まえず、
食品全体の5割を占める国産品が全て汚染されていると仮定。日本人の平均的な食生活で、より多く被曝すること
になるとして、各食品群に割り振った規制値を厳しくした。この点を審議会は「安全側に立ち過ぎた条件で規制値が
導かれている」とした。
新規制では、食品中の放射性セシウムによる年間被曝線量の限度を5ミリ・シーベルトから1ミリ・シーベルトにし、
これをもとにベクレル値を決めた。