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東日本大震災:「ソルガム」で除染、農業再生 いわき出身の徳永さんら研究、実験栽培で成果 /福島
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福島第1原発事故で飛散した放射性物質の汚染を受け、県内でイネ科の作物「ソルガム」を使って放射性物質の
除染と農業再生を目指す取り組みが始まった。中心になっているのは、いわき市出身で種苗研究開発会社
「アースノート」(沖縄県)ゼネラルマネジャーの徳永毅さん(53)。「故郷に恩返しをしたい」と、大学の専門家らと
研究を続けている。
徳永さんは昨年5月から東京大の堤伸浩教授(生産・環境生物学)と藤原徹教授(植物栄養・肥料学)、
名古屋大の佐塚隆志准教授(植物分子育種分野)の3研究室などとともに県内でソルガム200種6万本を栽培した。
実験の結果、セシウム吸収量が最大でヒマワリの約200倍ある種類が見つかるなど成果があったという。
対象にしたソルガムは、茎を搾った汁をバイオエタノール燃料に用いることができる種類。徳永さんは
「出荷制限や風評被害で従来の作物栽培をあきらめざるをえない農家がソルガムをエネルギー作物として
育てることで離農を防ぐことができるはず」と語る。また、セシウムを吸収したソルガムの葉は焼却し、
焼却灰は濃度ごとに中間貯蔵施設や管理型処分場へ移される。