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50ミリSv以下は14年春=福島除染、警戒・避難区域の11市町村―環境省工程表
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環境省は26日、東京電力福島第1原発事故で警戒区域や計画的避難区域に指定された福島県内11市町村の
除染に関する工程表を発表した。今春に両区域の再編で設定される3区分のうち、年間積算放射線量が
20ミリシーベルト以下の「避難指示解除準備区域」と、同20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下の「居住制限区域」
は森林を除き、2013年度末までに作業を完了。避難住民の帰還に向けた環境を整える。
同50ミリシーベルト超の「帰還困難区域」では除染のモデル事業を12年度まで続け、効果などを検証する。
ただ、高線量地域での除染は効果が限定されることが予想されるため、将来的には国による土地の買い上げや
借り上げの検討と併せて進められる見通し。
工程表によると、本格的な除染は今年度末に、解除準備区域の中の同10ミリシーベルト超(学校は5ミリシーベルト超)
の地域から実施。住民の同意や仮置き場の確保ができ次第、他のエリアでも順次進める。7月には表土のはぎ取りを
はじめとした実際の作業に入りたい考えだ。
解除準備区域では13年8月末までの年間被ばく線量を半減(子どもは60%減)させるのが目標。このうち、
10ミリシーベルト以上の地域では当面は10ミリシーベルト未満に下げるほか、学校再開前に校庭・園庭の
空間線量率を毎時1マイクロシーベルト未満にすることも目指す。居住制限区域では、解除準備区域への移行に向け
年間20ミリシーベルト以下を目指す。