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【水産】どうする放射能汚染 ワカサギ釣りの聖地苦境 原発から190キロ、沼の濃度高く「釣っても回収」苦渋の営業[12/03/07]
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県が昨年9月に実施した県内の湖沼にすむワカサギのセシウム含有量調査では、桐生市の梅田湖で
1キロあたり222ベクレル、みどり市の草木湖で同189ベクレルと暫定規制値以下。
それ以外の湖沼では検出限界値未満で、赤城大沼のワカサギの放射線量だけが突出して高かった。
赤城大沼のワカサギは毎年3~4月、北海道の網走湖や長野県の諏訪湖から購入した卵を放流しており、
検査対象となったワカサギは昨春放流して成長したものだ。
一方、環境省が今年1月に発表した調査結果によると、湖底の泥から検出されたセシウムは、
梅田湖で1キロあたり179ベクレル、草木湖で147ベクレルだったのに対し、赤城大沼では
1260ベクレルに上った。ただ、みなかみ町の赤谷湖の湖底からは赤城大沼を上回る1690ベクレルの
セシウムが検出されたにもかかわらず、ワカサギからセシウムは検出されていない。
なぜ赤城大沼のワカサギだけ高い濃度のセシウムが検出されたのか。
地元関係者の多くは、主に二つの見方を挙げる。
「一つは淡水魚特有の事情。海水を大量に飲み込んで吐き出す海水魚と異なり、淡水魚は、
えさから取り入れたナトリウムやカリウムを体内で維持しようとし、次第に放射性物質の濃縮が進む」
と漁業関係者は指摘。
「もう一つは、赤城大沼特有の緩やかな水循環のスピード。火山でできたカルデラ湖である赤城大沼は、
ダム湖などと比べて水が集まる面積は狭いが、水の入れ替わりは遅く、湖底の泥も外に流れにくい」。
赤城大沼の水がすべて入れ替わるには2年半かかるというデータもある。