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脱原発を決めたドイツ、電力不足の懸念から2011年12月にオーストリアから電力支援受ける
脱原発を決めたドイツが、電力不足の懸念から2011年12月に隣国のオーストリアから電力支援を受けたことがわかった。
ドイツ政府によると、2011年12月、自動車工場など多くの産業を抱えるドイツ南部で電力不足のおそれが出たため、
オーストリアから予防措置として電力供給を受けたという。
ドイツ政府は、電力不足の原因について、南部の原子力発電所1基が点検のために稼働していないうえ、
北部の風力発電施設から南部への送電網建設が住民の反対運動で遅れているためとしている。
オーストリアの電力会社は、ドイツからの要請を受け、休止中の火力発電所を急きょ、稼働させて対応したという。
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