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ＳＴＳ佐賀テレビ 12/27 16:30～17:54 「原発 私たちの選択2」
福島第一原発事故後、国民の“原子力”を見る目は大きく変わった。停止中の原発再稼動にあたりこれまでの原子力政策に県民の理解が
得られるのか?今後の原子力政策は?
九州電力をめぐる「やらせメール」問題では、調査にあたった第三者委員会が最終報告の中で「県と九電の不透明な関係」が問題の背景に
あったと指摘した。しかし九電はこの内容に納得せず、知事の関与を認めない形の最終報告を国に提出。枝野経産相はこの内容を厳しく批
判し、九電側も報告書を再考せざるを得ない状況となっている。こうした中、全国の原発は定期検査やトラブルのため次々と運転を停止し、
九電管内でも12月には6基すべてが検査のため停止する予定だ。福島第一原発事故後、国民の“原子力”を見る目は大きく変わった。停止
中の原発再稼動にあたり、国はストレステストの実施を開始しているが、立地自治体や電力会社がこれまで「アンフェア」なやり方で、原子
力政策を進めてきたことが明らかになった今、そうした「原子力ムラ」の関係者に原発の運転を委ねることに国民の理解が得られるのか?また
国策として推進してきた国の責任は?番組では、国の原子力政策の歴史などを踏まえ、国、立地自治体、電力事業者の不透明な関係の背
景に切り込むとともに、今後の原子力政策について考える。
佐野眞一(ノンフィクション作家)、諸隈光俊(西日本新聞社佐賀総局長)ほか司会:スーパーニュースキャスター 森洸