11/06/18 21:16:52.22
人間は忘れる。今回の津波ではっきりしています。
「ここより下に家を建てるな」の石碑は津波に流されず今も残っているようです。
でも、町を作ってしまいました。
果たして見えないように作った施設を子孫に任せられますか?
浜岡原発の岩盤は「砂岩・泥岩」です。
岩盤の中では最も脆弱な物で、岩盤と称する事も?
手に取る機会があったら素手で簡単に崩れる事が解るでしょう。
しかも、沢山の亀裂があり、何とか避けるように建てたため、一直線に並んでいない事をご存知ですか?
ボーリング調査をした時点で「避けた」と言うだけで、
今、再調査をすれば、どうなっているかも解りません。
ご存知かと思いますが、今回の原発事故は、地震で配管の損傷が起き、たとえ電源が確保できても、
ポンプも壊れて、水を送る事が思うに任せられなかったわけですね。
実際の建設現場では、コストを下げるために、
相当ずさんな工事が行われている事も公然の事実ですし、
設計者自身が、地震に耐えられる配管などあり得ない事を証言しています。
人は忘れます。ミスもします。機械は故障します。想定できない事はいつでも起こります。
自分でケツも拭けない事をやれという事は非常に無責任です。
さらに、一番重要な事を言いますと、
原発を作った理由はエネルギーの不足でも、CO2の対策でもありません。
核兵器の製造・巨大産業・独占企業故の膨大な利権・核保有国の覇権
等をひっくるめた、ダーティーな構図から出来上がっています。
決して「必要だから」ではありません。
かつてのアヘン戦争などと同様、
自分たちの利益のために、人々を麻薬漬けにしている事と同じです。
最後に、この事故が起きてさえ、原発を動かせという事は
万が一の時には、【あなた自身が膨大な損害を賠償する覚悟がある
たとえどんなに被爆しようとも、あなたが止めるつもりである】
と考えます。
海洋汚染の本番は、これからが山場を迎える事をご承知おき下さい。