12/08/07 10:40:00.50
熱の伝わり方(熱伝導、対流、放射)は小学校で習うけど、生活に応用しないともったいない。
対流は、エアコンに扇風機やサーキュレーターを併用するという事で応用している人は多いよね。
熱伝導や放射についても、今一度調べ直して、遮熱や断熱に応用するといいよ。
海風と陸風ってのも習ったけど、あの原理も理解していないと、打ち水の効果が半減してしまう。
部屋の壁の両側に窓がある場合、
打ち水は、片方の窓の外だけにやった方が、風が起こって涼しくなるよ。
要は地表面に温度差を作ればいい。
時間差をつけて、もう片方の窓の下に打ち水をしてもいいだろうね。
ホースと散水装置をつなげておけば、後は蛇口をひねるだけだし、自動水やり機もつなげて完全自動化してもいいし。
ちなみに、真昼に打ち水しても、強い日差しのせいで、すぐに地面の温度が元に戻ってしまう(文字通り焼け石に水)。
水がすぐ蒸発するので、湿度を一気に上げることになり、逆に不快さが増すだけ。
打ち水は、早朝や夕方の日没後にやった方が効果がある。
早朝にまけば、地面の温度が上昇するのを長く防いでくれる(地面の蓄熱を防ぎ、放射熱(輻射熱)が出るのを長く防ぐ)。
夕方にまけば、温まった地面を冷やすので、風が起こる(もちろん、蓄熱したものを冷やすので、地面からの放射熱(輻射熱)も防ぐ)。