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アッバス氏の行進に賛否 パレスチナ人なおざりの声も
2015年1月20日09時11分
パレスチナ自治政府のアッバス議長は18日の朝日新聞との会見で、いかなるテロ行為も
許さない意思を国際社会に示すため、「パリ大行進」に参加したと述べた。イスラム社会への
反発が懸念されるなかでの連帯表明だと評価される半面、イスラエルの占領と攻撃に
苦しむパレスチナ人をなおざりにしているとの反発も渦巻いている。
ヨーロッパ各国の議会では昨年秋以降、パレスチナの国家承認を自国政府に求める決議が
相次いでいる。フランス国民議会も12月に決議を採択した。国家承認を「時期尚早」と
して反対する米国やカナダ、豪州などとは一線を画する動きとして注目されている。
そうした中でフランスで反テロの連帯を表明するのはアッバス氏にとって
必要な行動だったに違いない。アッバス氏が率いる政治組織ファタハのメンバーらは、
年末に採決が行われたイスラエルの「2017年までのパレスチナ領からの撤退」
を求める国連安全保障理事会の決議案にフランスが賛成したことへの謝意の意味もある
として、パリ大行進参加を支持している。
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写真・図版テロに屈しない姿勢を示す大行進で、
腕を組んで歩くイスラエルのネタニヤフ首相(左端)と
パレスチナ自治政府のアッバス議長(右端)=11日、パリ、マリー・ギトン撮影
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