14/10/23 10:51:08.07 vSnwrbaD
>>283
同じ日の午後7時。薩摩川内市の南に隣接する、いちき串木野市の市民文化センターで
「住民説明会」が開かれた。原発の新たな規制基準と、基準に沿った電力会社の対応を、
原発周辺自治体の住民に説明しようと、県が主催し、同市を含め計5カ所で開催した。
センターの外では「反原発・かごしまネット」代表の向原祥隆氏らが、原発再稼働反対を訴え、
チラシを配る。入り口付近では、県職員や警備員と小競り合いを起こす反原発派もいた。
同県姶良(あいら)市在住の「かごしま反原発連合有志」副代表・松元成一氏は「とにかく
反権力が私の性格。都庁に勤務していた頃から上に楯突くので『暴れん坊マツモト』で
通っていました」と胸を張る。
主催する県は、混乱を避けるために、参加を事前申し込み者に限定した。この日は
定員922人を下回る429人が参加した。
原子力規制庁安全規制管理官の市村知也氏が1時間にわたり、東京電力・福島第1原発
事故を教訓にした津波や地震への対策強化、重大事故が発生した場合の対策について
説明した。
時折、市村氏の発言をかき消すようにヤジが飛ぶ。「リスクはゼロではないんだろう」
「巨大噴火は予知できないと火山学者が言っているぞ!」
会場最後部から、大声で叫びながらステージに駆け寄り、制止される参加者もいた。
質疑応答が始まると、反原発派の罵詈(ばり)雑言は、質問者にさえ向けられた。
ある男性が、原発停止を補うために稼働する火力発電が、地球温暖化の原因となって
いるのではないかと質問をした。
すると客席から絶叫調のヤジが飛ぶ。「九電のまわしもん!」「太陽光があるじゃないか!」
「やらせだ!」