14/05/21 03:16:36.28 aMBaCnYj
増税、移民、TPPの三つに関して、どこまでが安倍首相が本心望んでいることで
どこまでが前政権からの申し送り事項なのかわからないけれど、仮に行政府と
しての一貫性維持のため、本意に反してやむをえず実施する政策があるとしても
時期や程度に関して、もう少し手心を加える余地はあると思うんだよね。
三橋貴明は、以前の著作で「安倍は『経済の自虐主義』に陥っていない数少ない
政治家の一人」と賞賛していたけれど、最近は「その評価を撤回する」と失望している。
私も全く同感で、移民を言い始めたときに、これは誰かに盛られたな、と感じた。
浜田宏一・内閣官房参与の影が薄いのも気になる。黒田日銀総裁も期待した
ほど金融緩和を進めていない。
財務省官僚の搦め手に丸め込まれたか、竹中平蔵の口八丁手八丁にほだされたか
何にせよ、第三の矢の方向は明後日を向いている。やっぱり安倍さんは経済の
素人なんだな、と思わざるを得ない。
安倍総理に万能を求めるのは酷だが、だからこそ、苦手な分野に関しては、
頼もしい参謀を見つけ、それを信頼して政策を推進して欲しいのだが。
安倍が人を見る目がないのは昔からで、それは妻の人選を見れば一目瞭然。
第一次安倍内閣は「お友達内閣」と批判を浴びたのも頷けた。第二次
安倍内閣では、霞ヶ関方面の人事は菅官房長官に一任だったそうで、弱みを
補ってもらえる最良の女房役を得たと思える。
それにしても、浜田先生はどうしてしまったのだろうか。