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日本の支配に抵抗した朝鮮人部隊の石碑、中国西安市で近く除幕式
2014 年 5 月 13 日 03:18 JST
中国陝西省西安市で、日本の植民地支配に抵抗した朝鮮人部隊「光復軍」を記念する石碑が
完成し、近く除幕式が行われる。これは韓国の朴槿恵大統領が昨年訪中した際、
中国側に提案したもので、最近の両国の緊密化を浮き彫りにしている。
朴大統領は昨年、中国の習近平国家主席と首脳会談を行った後に西安市を訪問し、
習国家主席と西安市政府に対し、1940年代に西安を拠点にしていた光復軍の記念碑の建立を
要請した。光復軍は朝鮮半島と中国北部の日本軍を標的にしたゲリラ部隊を複数抱える統括組織。
朴大統領はこの西安市の石碑以外にも、1909年に初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した
韓国の独立運動家、安重根の記念碑を伊藤博文の暗殺現場である黒竜江省ハルビン市に
設置するよう求めた。安重根は韓国では国民的英雄だが、日本政府は犯罪者と見なされている。
これに対し、中国は記念碑にとどまらず安重根の「記念館」を建設した。
韓国側はこうした動きを歓迎し、従軍慰安婦を中心に歴史問題で日本に圧力をかけ続けている。
西安市の石碑は中韓をさらに接近させる可能性がある。韓国は今年3月、1950年代に勃発した
朝鮮戦争の際に韓国で死亡した中国軍兵士の遺骨400柱以上を中国側に返還したばかりだ。
中国と韓国の接近について、専門家の間では日本をけん制したいという共通の目標があるとの
指摘がある。ただ、韓国外務省高官は、「日本との歴史問題に関し、韓国は独自の路線を歩んで
おり、中国と協力していない」として対日本で中国と協調しているとの見方を否定する。
韓国の聯合ニュースによると、石碑の除幕式は5月22日開かれ、中韓から政府関係者が出席する
見込みだという。中国外務省の華春瑩報道官は12日、除幕式が「近く」開催されると述べた。
韓国外務省は声明で、政府関係者が除幕式に出席すると述べたが、具体的な開催日時には触れなかった。
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