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ナチス略奪絵画:所有の男性死去 シャガール未発表作など
毎日新聞 2014年05月07日 08時04分(最終更新 05月07日 08時04分)
ナチスがユダヤ人らから略奪するなどした絵画を大量に所有していた
コーネリウス・グルリット氏(81)が6日、ドイツ南部ミュンヘンの自宅で死去した。
代理人が明らかにした。心臓を患い、手術を受けた後に退院、自宅で過ごしていたという。
2012年2月に脱税捜査で自宅を捜索された際、
シャガールの未発表作やピカソやマチスらの作品など計1406点が見つかった。
うち約590点が略奪品の可能性があったが、グルリット氏は当初返還を拒否。
その後、略奪が証明されれば返還する意向を示していた。
略奪品以外の作品を誰が相続するかは明らかになっていない。(共同)
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