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米国務長官「ウクライナ危機はプーチン氏に由来」―WSJインタビュー
2014年 4月 30日 11:14 JST
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しかし、制裁はクレムリンの幹部らを窮地に陥らせているかもしれないが、
ケリー氏の話を聞いていると、ロシアの行動は同国の集団的世界観の産物ではなく、
プーチン大統領という個人の決意の産物だ、とケリー氏が見ていることは明らかだ。
ケリー氏は、ウクライナ危機は「21世紀のリーダーシップには比類のないほどに不適切だと思える
方法で、明らかに非常に個人的に押し進められている」とし、「それは過去60年、70年間に得られた
教訓にそぐわない、何かへのある種の個人的反応を驚くほど露呈したものだ。
人々はその結果を遺憾に思うことになる。私はロシア人はこのことで代償を払うことになると思う。
明らかに代償を支払う必要のないロシア人にとって不幸せなことだ
なぜなら、これはプーチン氏の非常に個人的な問題に見えるからだ」と付け加えた。
ケリー氏は、このロシアの指導者のナショナリズムへの訴えは特に「現在の時点および場所では
危険」だと思うとしている。その上で、ロシアの動きは自然発生的に出てきているとの見方を退け、
同国がクリミア半島を編入したのは「考え尽くされた上で実行された計画であることに疑いはない」
と指摘した。さらに、「明らかに計画がある。それは単一の解決策を伴って実行されている」と述べた。
西側がこの計画がこれ以上展開しないようにする方法を見いだせるかどうかは、はっきりしない。
経済制裁はロシアの注意を引くにはベストで最も有望な方法だとの強い信念は別にして、
ケリー氏は、米国はウクライナの軍隊を支援しており、今後も続けると述べた。
ただ、殺傷兵器を提供すれば事態を大きく変えられるとの主張は退けた。
同氏は「軍事的に正当な考え方では、防御的性格の装備―実際はこれが効果があるのだが―は
訓練に時間がかかるということになる」とし、「ウクライナ軍のような規模の軍隊を、
ロシア軍のような規模の軍隊と戦えるようにするのは一晩ではできない」と述べた。