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ウリ銀行民営化、'希望数量競争入札'めぐり激しい討論 【アジア経済】
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公的資金委員会、回収早期化に集中
寡占株主への売却方式でコールオプション インセンティブ提供
ウリ銀行売却方式で'希望数量競争入札'が説得力を持っているなかで、学界と金融界関係者の激しい討論が
続いた。ウリ銀行売却が希望数量競争入札方式で進行されれば、ウリ銀行は10%未満の持分を持つ多数株主で
構成された、寡占株主体制に突入することになる。ウリ銀行民営化案は、5月の公的資金管理委員会で最終的に
決定する予定だ。
26日公的資金委が開催した、'望ましいウリ銀行民営化案'でテーマ発表を行ったキム・ウジン韓国金融研究院
金融産業研究室長は、'希望数量競争入札'方式を提示した。希望数量競争入札は入札参加者から希望価格と
数量を受け付けて、これを最高価格で入札した順に落札するもので、売却数量に到達するまで落札者を決める
方式だ。
キム・ドンウォン高麗（コリョ）大学教授は、"公的資金委は公的資金の回収早期化に集中しなければならない"
として、"市場需要によって引き受けられるように方式を変えて、売却を成功させなければならない"と主張した。
キム教授は"民営化3大原則にこだわってまごまごしている間に、国民の財産が飛んで行った"として、"政府中心
ではなく市場が受容できる方法に切り替えることで、はやい民営化が可能だ"と話した。
ウリ金融民営化3大原則は▲公的資金回収の最大化▲該当金融持株会社のはやい民営化▲国内金融産業の
望ましい発展方向だ。3大原則は金融持株会社法によって売却期間を延長する過程で含まれたもので、相反する
内容で構成されている。
キム・サンジョ漢城（ハンソン）大学教授は、"早期民営化のための早期売却原則が最も重要だが、支配構造の
問題も考えてみなければならない"として、"1人の大株主が存在したり、国民株のように砂粒のように散ってしまう
よりも、'砂利石構造'と呼ばれる寡占株主売却方式が望ましい"と話した。
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