13/12/19 11:25:26.75 OCmbsSO/
>>494 つづきです
◆実物経済に助け、金融市場も格別な影響ないが"円･ウォン為替レートは心配"
米国が量的緩和縮小に踏み切るのは最近、米国の製造業、住宅景気や雇用指標など全般的に経済が回復している
ためだ。米国の景気回復は輸出に依存する我が国には肯定的で、我が国の実物経済には役に立つことだ。現代経済
研究院によれば、米国のGDP成長率が1%ポイント上昇する場合、我が国の対米輸出増加率は2.97%ポイント、全輸出
増加率は1.4%ポイント上昇すると推定される。
我が国の金融市場にも、格別な影響がないものと見られる。最近我が国は大規模な経常収支黒字を継続していて、
昨年から新興国のうちでも差別化された市場だと認識されている。7～8月の新興国危機時も、我が国では逆に資金が
流入した。今回の量的緩和縮小後に、新興国から資金が短期間に急速に抜け出るならば、我が国に短期的な衝撃が
もたらされるという展望もあるが、かえって我が国に資金が流入するという見解もある。新興国市場に投資する資金は
相対的にハイリスク・ハイリターンを追求しているため、新興国を巡りながら、事情が良い市場に流入する傾向があると
いうのが専門家の意見だ。
チョン・スンジ三星先物研究員は、"シンガポール、インドネシア、マレーシアなど新興国通貨は切り下げ圧力を受けて
いるが、韓国ウォンは安全通貨に位置していて変動幅が小さい"と説明した。イ・テホ現代先物研究員は"当分ドルに
対するウォン為替レートは切り下げ圧力を受けるだろうが、大きく動いても1080ウォン線が最大だろう"として、"円安が
ウォン安よりも急速に進んで、円・ウォンはさらにウォン高が進むだろう"と展望した。この日の円ウォン為替レートは
100円1011ウォン水準まで進み、最高値を更新した。
チョ・ドンチョル韓国開発研究院(KDI)首席エコノミストは、"米国経済回復を前提としたものなので否定的なものでは
ない"として、"資金市場でも投資資金が急速に抜け出る可能性は低く、少しずつ抜け出ても格別な衝撃はないだろう"
と話した。シン・ミンヨンLG経済研究院首席研究委員は"直接効果より大きいことは、脆弱な新興国がどのように反応
するつもりかだ"として、"新興国も7～8月より衝撃は少ないが、もし大きく悪化するならば我が国の輸出などが影響
されることもある"と明らかにした。
(2/3) つづきます