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日本人、韓国・中国を嫌いヨーロッパに行く
記事入力2013-12-15 09:34
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中国の浮上と韓日関係の梗塞など東北アジア国際情勢が揺れ動きながら、日本の人々が海外旅行を街道韓国と中国の代わりにヨーロッパとアメリカ地域
を選択する傾向が明確になっている。
‘アジアから抜け出してヨーロッパに行く’150年前明治時代、日本の西欧的近代化と国家発展を追求したいわゆる福沢諭吉の‘脱亜入欧’(脱亜入欧)論だ。
韓国と中国など近隣アジアでなくヨーロッパを指向するというアイデンティティ宣言であるわけだ。最近日本の人々の海外訪問でアジアを抜け出してヨーロッ
パやアメリカを選択する流れがますます強く現れている。一時韓流風に乗った韓国や中国に対する観光魅力度が下落しているという意だ。
航空業界などによれば今年に入って9月まで日本の全体海外訪問客は1310万人だ。昨年同期に比べて7.4%ほど減少した数値だ。このように日本の海外観
光消費が全般的に減少するにはどうしても日本の景気低迷と日本円価値下落にともなう購買力減少が影響を与えたと見られる。ところが日本の人々の海外
訪問実態をもう少し調べれば興味深い現象があらわれる。日本の全体海外訪問が7.4%ほど減少した時、韓国と中国訪問は相対的により一層減少したためだ。
同じ期間韓国が24%、中国は25.5%も減った。反面グアムとハワイをはじめとする米国カナダなどアメリカの場合、昨年13.4%増加したのに続き今年3月まで5.3%
増加し上昇の流れが続いている。ヨーロッパも昨年5%増加したのに続き今年5月まで1%増加する上昇の勢いを見せている。
要するに韓国と中国を離れてヨーロッパと米国を選択するいわゆる‘観光の脱亜入欧’であることだ。アジアでも東南アジアが違って、中華圏のうちでも台湾
と香港、シンガポールがそれぞれ違った様態を見せるという点も目を引く。韓国と中国訪問が下落傾向だがフィリピン、タイなど東南アジア訪問は昨年18%増加
したのに続き今年3月まで15%増えるなど増加傾向で現れた。中華圏では中国と距離をおいた台湾が昨年11%増加今年8月まで5.8%程度の減少、シンガポール
が昨年15%増加今年3月まで13%増加など上昇基調を見せた反面、中国直属の香港は昨年2.3%減少今年7月まで23.2%の減少など相対的に下方基調を見せた。
このように日本の人々の韓国と中国訪問が唯一減少する理由は何だろうか? ここには中国が地域内覇権国家に浮上して、韓日関係がふさがるなどの東北ア
ジア国際関係も一定程度影響を及ぼしていると見られる。 揺れ動く東北アジア国際情勢の中に日本の人々の国家好感度が変わっているということだ。大韓
航空関係者は“日本の人々の韓国と中国訪問が減少する理由は日本円価値下落にともなう購買力減少でだけ見られない側面がある”として“揺れ動く東北ア
ジア国際情勢が平凡な日本の人々の心に影響を及ぼすと見る”と話した。
韓日関係の場合、昨年イ・ミョンバク当時大統領の独島訪問と‘天皇謝罪要求’発言に、‘慰安婦強制動員の証拠がない'という野田佳彦当時総理発言がかみ合
わさって急激にふさがったのに続きアベ内閣のスタート以後1年の間より一層悪化の一路を歩いてきた。このような渦中に日本内閣府の外交親密度世論調査
で日本国民の58%が韓国に対して'親近感を感じることができない'で答えて、韓国の東アジア研究員調査でも76.6%が日本に対する印象が‘良くない’と答えた。
こうした中大衆の感情を直接刺激する日本週刊誌は連日韓国たたき形態を見せて嫌韓論を流布させている状況だ。韓中日3国の政治外交が葛藤を生じさせな
がら一般の人々の好感度にまで影響を及ぼして、これが再び上層政治に影響を及ぼす悪循環構造が憂慮されている。