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双龍建設、また上場廃止危機 【朝鮮ビズ】
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双龍（サンヨン）建設がまたも崖っぷちに立った。公開売却の失敗によって外部投資家の誘致に支障が生じたため、
再び上場廃止の危機を迎えたのだ。債権団の追加出資転換がなされなければ、上場廃止になりえる状況だ。
当初債権団側は、双龍建設をドイツM+Wグループに随意契約方式で売却しようとした。しかしM+Wグループが双龍
建設のPF偶発債務を指摘して価格引き下げを要求したため、債権団は交渉を中断して9月23日に公開売却へ売却
方式を変えた。しかし25日の締め切りまでに、引き受け意向書(LOI)を提出したところはなかった。
公開売却を再び推進するには現実的に時間が充分でないため、現在では債権団の出資転換がなされなければ
資本欠損を理由に上場廃止される可能性がある。2年連続で資本欠損率が50%以上になると上場廃止理由が発生
するが、双龍建設は昨年営業損失1672億ウォンで債務超過(資本金1488億ウォン)状態に陥り、2月から株式売買
取り引きが停止している。
双龍建設の6月末の自己資本は758億ウォンだ。損失規模が自己資本の半分である380億ウォンを越えてはいけ
ないが、牛耳洞（ウイドン）プロジェクトファイナンシング(PF)事業場処分損失などの影響によって、今年も大規模な
営業赤字が予想される状況だ。
このため29日、双龍建設の主債権銀行であるウリ銀行は債権団会議を開いて、1000億ウォン規模の出資転換を
行う案を検討した。債権団が用意した双龍建設企業改善計画には、年内に新規投資資金を誘致することができな
ければ、債権団が出資転換をすると明示されているためだ。しかしこれも大規模な事業損失によって他の債権者が
出資転換に反対の立場を表明したため、議論は足踏み状態に陥った。債権団はすでに双龍建設へ2450億ウォンの
出資転換を断行している状態だ。
債権団の反発が強くなったことから、ウリ銀行は会計法人資産実態調査後に出資転換を再び議論することにした。
資産実態調査を終えて出資転換の有無を決めるということだ。ウリ銀行のある関係者は“他の債権金融会社が難色を
示していて、出資転換実行は不透明な状態”として、“多様な予想シナリオに基づいて検討中”と話した。