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1990年、いわゆる慰安婦問題が国際的な問題として浮上しつつあった時期、日本政府の見解は
正に上のようなものでした。当時は研究もそれほど進んでおらず、未発掘の資料も多かったため、
このような言い逃れも可能でしたが、現在では軍や政府が慰安所の設置・経営に深く関与したことが
史料や証言から明らかになっています。
元上海派遣軍の参謀副長岡村寧次の回想によれば、最初の慰安所が出来たのは1932年、第一次上海事変の
直後のことだったようです。始めに海軍が上海に設置し、陸軍もそれに倣ったということです。その後、
日中戦争が本格化し、戦線やそこに投入される兵士の数が増大すると共に慰安所の「需要」も増えていきました。
こうして設置された慰安所には
(1)軍が直接管理していたもの、
(2)業者に経営させていたもの、
(3)元からあった売春宿を軍の慰安所として指定するものがありました。
(1)の例としては元総理大臣で戦時中に海軍将校だった中曽根康弘氏がインドネシアで慰安所を設置したことを
自ら告白しています。