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■39人だけ勝訴…色あせた枯れ葉剤訴訟
最高裁、被害対象・範囲制限…米国際訴訟も実現未知数
URLリンク(news.hankooki.com)
@韓国日報 ヨム・ヨンナム記者
ベトナム参戦軍人の提起で始まった枯れ葉剤被害者損害賠償請求事件が14年間の法的攻防の末に1万6,579人余りの
原告中39人にだけ枯れ葉剤被害が認められる線で一段落した。枯れ葉剤と病気間の因果関係を一部認めたという
意味はあるが、認定対象と範囲をきわめて制限して、被害者の実質的な補償効果は微小だと展望される。
大法院は12日"枯れ葉剤ダイオキシン成分に露出して後遺症を負った"として派越軍人であるキム某(70)氏など
1万6,579人が枯れ葉剤メーカーである米国ダウケミカルとモンサントなど2社を相手に出した損害賠償請求訴訟で
原告一部勝訴判決とした原審を破って原告敗訴の趣旨で事件をソウル高裁に送りかえした。
裁判所は将兵が体験した後遺症中塩素性質ニキビは枯れ葉剤露出が原因になったとしメーカー責任を世界で
初めて認めたが、糖尿病と肺癌、末梢神経病、バージャー病など他の病気は枯れ葉剤露出に従ったと見にくいと
判断した。核心の争点であるベトナム参戦軍人に発病した病気と枯れ葉剤露出の間の因果関係をほとんどの認め
なかったのだ。
裁判所は"これら病気は発生原因などが複雑で、飲酒と喫煙など後天的要因が複合的に作用して発生する疾患"と
しながら"枯れ葉剤露出に従ったと見るには他の証拠が必要だ"としながらこのように判示した。
裁判所はしかし時効が消滅しなかった塩素性質ニキビ被害者39人に対しては枯れ葉剤露出と病気との因果関係を
認めて1人当り600万~1,400万ウォン、総4億6,600万ウォンを賠償するようにした原審判決を確定した。裁判所は
"塩素性質ニキビは枯れ葉剤に含まれたダイオキシン成分に露出する場合発病する"と明らかにした。
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