12/07/17 09:17:14.25 9ULnxz4x
増える鉄鋼材在庫、1年間で19% 【聯合ニュース 東亜日報】
URLﾘﾝｸ(news.donga.com)
内需販売低迷、生産は足踏み
鉄鋼市場不況が長引き、鉄鋼材在庫が増え続けている。
17日韓国鉄鋼協会によれば、5月末現在の国内鉄鋼材在庫量は451万9千681tで、1年前に比べて19.0%増えた。昨年
5月末には379万6千100tだった鉄鋼材在庫量は上昇曲線を描きながら、昨年末(403万4千434t)には400万tを突破し、
今年に入っても増加傾向が止まらない。
今年1～5月の鉄鋼材生産量は4千143万1千429tで、昨年の同じ期間に比べよりて1.2%増えるのに終わった。生産量が
ほとんど増えていないのに、このように在庫が増え続けているのは、内需販売が低迷しているためだ。今年1～5月の
鉄鋼材輸出は1千128万3千396tで昨年の同じ期間に比べて14%増えたが、内需販売は2千313万8千736tと4.7%減った。
このように需要不振にともなう供給過剰により在庫がかさんでいることから、一部業者は減産に乗り出している。東国
製鋼は先月10日、年産100万t規模の浦項（ポハン）厚板第一工場を閉鎖した。これにより今年の厚板生産量は30万～
40万t減る効果があると会社側は予想している。同社関係者は"厚板第一工場は22年使った老朽設備"として、"主な需要
産業である造船業の不況により供給過剰が著しく、販売価格下落にともなう収益性悪化につながるため工場を閉鎖する
ことを決めた"と説明した。
現代製鉄は内需不振を挽回するために、輸出市場開拓を積極的に進めている。最近ではパク・スンハ副会長をはじめ
とする経営陣が東南アジア市場攻略のために、ミャンマーとマレーシアを訪問した。現代製鉄のある関係者は"生産量を
減らせば価格競争力が落ちて海外メーカーに対応できないので、簡単に減産できない状況"として、"東南アジアなど
新興市場を積極的に切り開いて、内需販売を輸出に回す方案を模索している"と話した。