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440 : 名無し三等兵 [sage] 2012/06/13(水) 13:35:14.45 ID:???
坂本龍一氏がアフリカから学んだこと
伝統の暮らしの中に持続可能な生活のヒントがある
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
>坂本:20年前に比べて、あらゆる電気製品が省エネ型になりました。様々なセクターがエネルギー消費量を半分に
>すれば、日本全体のエネルギーを削減でき、廃棄物も減らせます。日本が化石燃料の輸入のために支払っている
>金額は年間20兆円を超えると聞いています。
>
> これが単純に半分になれば、残り10兆円は国内で使えるわけです。食とエネルギーの自給率を上げることを促進
>したり、自然エネルギーを普及するのに使えます。そのためには、家庭も産業界も省エネという小さな努力を積み
>重ねなければなりません。省エネ製品は随分出ていますが、産業界の事業活動の中での省エネにもっと期待したい
>ですね。エネルギーも食も、自給率が低ければ安全保障的に危険です。
>
> 江戸時代、日本の人口は3000万人で、食は完全自給自足、しかも100%有機農業でした。同じ国土で持続可能な
>社会だったわけです。もし今、海外からのエネルギー供給が止まったら…。有機農法的な技術はそれほど受け継が
>れていないので3000万人を食べさせることすら厳しいでしょう。化石燃料に依存した暮らしには怖さがあります。
> オランダは海面上昇の脅威を感じていて、建築家が水で浮く家を設計しています。こうした家は東南アジアにもあり
>ます。その技術や知恵を先進国も取り入れることが大事です。自然と対決するのではなく、共生する暮らし、災害に
>しなやかに対処できる文明作りです。
>
> 僕はエネルギーや食を自給自足できるスマートシティに注目しています。一歩進んだ町を東日本に作り、それを
>モデルにほかの町も見習っていく。そうしたことができたらと思っています。