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論文数増やそうと同僚どうし名前組み入れて… '著者の地位を贈る'慣行
[研究倫理が不足している大学] <2> '集団的倫理不感症の'研究者たち
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ドアを閉めておけという案内文が貼られたソウル大獣医科大学の建物入口. 研究施設の多くて外部の人の出入りを統制している。 チェ・フンス記者
医薬学時間講師の半分が"論文代筆要求されていた"
"運動選手出身者の論文70～80%が代筆"
不正を見て学んできた学生、教授になって踏襲続く
地方私立大医大教授のA(50)氏が、現在所属する大学病院に職場を移ったのは2007年. 病院は臨床教授(患者治療を主に引受ける臨時
教授)であった彼を正教授で採用しようとしたが。不足している論文の実績が問題であった。そこで病院は、当時の専任医(フェロー)1人が
書いた心臓疾患関連の研究論文の筆頭著者としてA氏の名前を書いた。著者の資格(authorship)がない人の名前を論文にこっそり書き
込んだのだ。論文は、国際学術誌の <心臓弁膜症学会(Journal of heart valve disease)>に載せられ、翌年A氏は無事に教授とぢて任用された。
この不正行為が一層深刻なのは、病院次元でなされたことで、医大全体でよく行われる慣行だというのが事実だ。後輩の教授が論文を発
表する時が分かっている先輩教授や指導教授の名前を著者リストに分けて入れる、いわゆる'著者の地位を贈る'慣習だ。ある大学病院の
専門医は"数百編の論文に名前が入っている医大元老級教授が、実際に参加したり寄与した論文は数十編に過ぎない事が一度や二度
ではない"として"論文数を増やすために、同僚教授どうしで各自の論文に互いに名前を交換して入れたりする"と話した。
医学界では論文代筆も盛んに行われる。2010年教授新聞とある地上波放送時事プログラムが共同でアンケート調査を行った結果、医・薬
学分野の場合、時間講師の半分ほど(46.7%)が教授から論文代筆を要求されていたことがあると答え、他の分野を圧倒した。
論文数が人材配分の評価基準になるため、代筆や著者の地位を贈るで教授実績を増やすことは'相互扶助'ぐらいで通っている。ソウルの
ある大学病院で研修(インターン)過程を経たK(32)氏は"専門医(レジデント) 1年目は政府が一括選抜した後、各病院に割り当てる方式な
ので、教授の論文数が多いほど割り当てられる専門医が多くなる"と話した。研究不正を学科や専攻分野のためであるかのように感じてる
のだ。徒弟関係が厳格な医大の特性に結びつき、こうした不正なことを学んだ学生は、後日教授になって同じ事を繰り返しても、間違って
いるとは思わない。
（続く）