12/05/30 16:16:45.46 FzmCZsmK
>>51
こうした理由で、最近では貪欲を越える倫理と資本の自由の責任を強調する雰囲気が次第に広がっている。特に昨年8月、ウォーレン・バ
フェットがニューヨークタイムズに'スーパーリッチ庇護政策を中断せよ'という題名のコラムが掲載以後、さらに強まっている。この記事は、
国内でいわゆる'財閥税'導入論議を呼び起こした。
◇倫理経営が互いの生きる道
'悪い企業'に焦点が合わされたが、実際には欲を捨てて社会構成員として責任を全うしようとする企業も多い。こうした企業ほど実績も良い。
最近のある調査によれば、過去3年間に社会貢献など継続可能な活動を熱心にした企業は、そうではない企業に比べて資産に対する時
価総額の割合が何と9倍以上の差が生じた。
天文学的な金額を寄付したり、一回だけのイベントも必要だが、将来も継続可能な活動により好循環を起こし、企業と経済、社会すべてを
発展させる'良い企業'は、消費者に持続的に愛されている。
このような企業であるほど、消費者が眺める視線も柔らかい。最近、大韓商工会議所が消費者509人を対象に'倫理的消費に対する消費
者認識'を調査した結果、'価格と品質が同じなら、倫理的価値を反映した製品を購入するだろうか'という質問に、消費者の72.9%が'そうだ'と答えた。
これは、実際に株価にも影響を及ぼしていた。社会的責任投資専門家のリュ・ヨンジェ サスティーンベスト代表は"ESG(環境・社会・コー
ポレートガバナンスなどの非財務的要素)リスクが、企業の経営効率性とも緊密だというのは、専門家の間で異見がない"として"ESG指数
を評価した後、会社の株価と比較分析してみても、互いに相関関係を確認することができる"と話した。この会社によれば、ESG成果等級
が最も高い企業が最も低い企業に比べて株価が60%程度高かった。
資本が変わらなければならないということに、今は企業も同調する傾向だ。オーナーリスクを減らし、過度な利潤を物欲しげに見るより社
会的責任(CSR)に力を注ぎ始めたという事だ。
グローバル金融危機とヨーロッパ悪材料の中でも、協力会社に対する技術および財政支援、高卒採用拡大、親環境投資に積極的だ。
大企業が持続可能な経営をしようとするなら、腰を支える中小企業が元気な企業生態系を作る必要があるという悟りを得たためだ。
ある大企業関係者は"昨年、歴代最高の実績を出したが、今年は国内外経営条件がどの年より不確かだ。しかし、社会変化に合わせて
中小企業と共に生存するための悩みを色々な角度でしている"として"共生の基礎をよく確かめ、経営の不安要因も解決していけば、より
良い成果を出すことになるだろう"と話した。
(続く 2/3)