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世界最大'水素タウン'試験団地作る
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5月30日事業公告...燃料電池事業弾力予想
【ソウル=ニューシス】イ・サンテク記者=政府が世界最大規模の'水素タウン'試験団地を造成することにした。
水素タウン試験団地は、5月30日に事業を公告、公募を通じて試験団地候補地を決める予定であり、次世代グリーンエネルギーの可能性
を検証できるという点で、候補地競合が激しいと予想される。
知識経済部は、産業体などで生産される副生水素を同一地域の複合建物に供給できる体制を構築することにして、1kW,5kW 10kWなど建
物の用途に適合した燃料電池設備を各々設置して運営する'水素タウン モデル事業'を展開すると、28日明らかにした。
知経部は、これまでLNGを改善した水素を燃料電池の燃料として使用したが、LNGを全量輸入に依存しており、高価格と需給不安定で燃
料電池産業に大きい障害になるという判断により、モデル事業を展開することになったと説明した。
知経部関係者は"今回の事業では、精油化学製品製造工程や発電所運営などで発生する副生水素を燃料で活用することになり、燃料電
池価格の競争力向上と燃料源多角化が予想される"と明らかにした。
知経部によれば、今回推進される'水素タウン モデル事業'は、国内で初めて燃料電池設備を住宅150ヶ所と公共事業建物10ヶ所などに複
合型補助事業として設置支援することになる。
全体容量は約200kWhで、年間発電量は1664MWh。生産される熱は2026Gcalと推定されている。
知経部は、年間発電量1664MWhは月平均350kWhを使う4人家族400世帯が1年間に使う量であり、2026Gcalは一日平均1人が0.1トンを使
う4人家族12万7000世帯が、摂氏60度の温水を1日使用する量(摂氏60度の温水5万640トンの量)と説明した。
化石燃料とすれば358TOEを代替できる規模で、1088トンの二酸化炭素を低減できる効果だ。
総事業費は政府50億ウォン、地方自治体と民間40億ウォンなど計90億ウォンが投入される。政府は今年末までに燃料電池設備設置が完
了すれば、水素タウンの規模は世界最大になるものと展望した。
（続く）