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一人暮らしの父ら、1ヶ月に何と…衝撃
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ヨーロッパ危機で為替レート急騰…ウォン・ドル今月58ウォン上がって1180ウォン超えて高空行進
来月送金するとすれば1170～1180ウォン台狙って
"一ヶ月で新たに58万ウォン損害…"一人暮らしの父、為替レート戦争
ギリシャ再総選挙観望後、7月に送るのも方法
会社員キム某(51)氏は、この頃寝そびれる。米国の私立高等学校に通う娘と世話する夫人に、学費と生活費を送る日が近づいたためだ。
今年に入りウォン・ドル為替レートがいつのまにか1,200ウォンの顎の下まで上がり、送金費用は10%以上増えたが、月給は4%も上がらなかった。
彼は"3ヶ月前には565万ウォン程度で5,000ドルになったが、今は600万ウォン必要だ"と困り果てた。米国の物価、家賃、学費も全部上がり、
送金額を増やさなければならないが、為替レートでのっぴきならない羽目に陥りどうすることも出来ない局面だ。"ヨーロッパがあの形とか、
今後も心配です。為替レートはいつ頃落ちるか、その悩みだけです。"
証券会社に通うキム某(43)氏は、7月一ヶ月間一人暮らしの父の身分になる。ドイツへ家族旅行に出発する予定だったが、為替レートが高
騰したため、自身は残ることにした。 "今年2月の為替レート1,110ウォン水準でヨーロッパ旅行を計画したが、最近の為替レート傾向で計
算すると、ほぼ一人分足りなかったよ"とした。旅行予算の20%が飛んで行った格好だ。初めは無理をしても行こかと思ったが、その後遺症
を考えると自身がヨーロッパ旅行の夢をあきらめる方が良くなったと思ったという。
家族を外国に送った、一人暮らしの父の為替レート戦争が再度始まった。ウォン・ドル為替レートが、今月に入り58ウォンも上がり、海外送
金が非常事態になったのだ。すぐに1万ドル送ろうとすれば58万ウォンさらに必要なので、国内で寂しく腰のベルトをきつく締めているパパ
は死ぬ思いだ。休暇シーズンが近づき、海外旅行を準備した家長たちの憂いも深くなっている。
無情な為替レートは24日、7ヶ月ぶりに1,180ウォンを超えると、25日(1,185.5ウォン)にも高空行進を継続した。為替レート上昇の元凶である
ギリシャ事態が、当分解決されるのが容易でなく、1,200ウォン線も突き抜ける勢いだ。結局、為替レートの鍵は、ヨーロッパが握っているわ
けだ。しかし、外国為替市場のあるディーラーは"一日の変動幅が大きすぎて為替レート展望が容易ではない"と吐露した。
それでもひたすら待つ訳にはいかない。専門家は、送金および両替のタイミングにより、違う対応しなければなければならないと助言する。
シン・ミンヨンLG経済研究院経済研究室長は"ギリシャのユーロゾーン(ユーロ貨幣使用17ヶ国)脱退など最悪の場合でも、1,300ウォン台
を超えはしないだろうが、6月末まではたとえ一時的に状況が良くなって落ちても、また上がる可能性が高い"と見通した。
（続く）