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輸入H形鋼、原産地・規格表示自分勝手に 【アジア経済 東亜エコノミー】
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▲鉄鋼メーカーからの製品出荷時に、正常に原産地および規格などが表記された中国産H形鋼(左)
輸入製品であることを隠すために故意に製品ステッカーを傷つけた例(中)、知経部担当責任解釈後に
鋼種や規格表記なしで急造して貼った原産地表示ステッカー(右)
鋼種や規格が正しく表示されていない輸入H形鋼が流通していて、建築物の安全性をおびやかしている。
29日鉄鋼業界によれば、最近輸入H形鋼を切断・塗布・穿孔など単純加工をしただけでも、原産地表示を
しなければならないという知識経済部の担当責任解釈が出てきてから、一部輸入業者は元の原産地表示を
傷つけたり剥がしたりしたH形鋼に、'メード イン チャイナ'などと表記した急造ステッカーを付けて流通させ
ている。
問題は新たに付着したステッカーには原産地だけが表示されていて、鋼種や規格が表示されていないと
いう点だ。鉄鋼業界関係者は"設計基準に合わないH形鋼が使われるおそれがあり、建築物の安全性をおび
やかすことになる"と憂慮した。
H形鋼は建築物の柱や梁など建物の骨組みに使われる鉄鋼材だ。建築物の安全と直結するため原産地
表示が必須だ。対外貿易法および対外貿易管理規定78条によれば、輸入H形鋼は原産地表示対象物品で、
単純加工の場合でも、製造・加工業者は完成加工品に輸入物品の原産地を表記しなければならない。
しかし業界の認識不足と輸入品であることを隠すために、H形鋼出荷時にメーカーが付着したステッカーを
わざと傷つけるなどの違法行為がおおっぴらになされてきた。国内で生産されるH形鋼の場合、表面に'HS'
(現代製鉄)、'DK'(東国製鋼)などメーカーを示すイニシャルが陽刻で表示されていて、原産地表示ステッカーが
なくても判別が可能だ。しかし、輸入品はそうではないため、メーカー表示ステッカーがなければ鋼種などを
知ることは難しい。
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