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ウリム建設、昨年1700億台純損失…法廷管理'岐路'
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[マネーツディ チョン・ビョンユン記者][通貨オプション損失で資本蚕食…正常化'険しい道']
ワークアウト(企業改善作業)中のウリム建設が、法廷管理(企業回復手続き)を受ける岐路に置かれた。
ウリム建設は、昨年通貨オプション商品損失で1700億ウォンを上回る大規模当期純損失を記録、資本蚕食状態に陥り債権銀行の追加支
援なしでは自力での回復が難しい状況に置かれた。こうした中で、債権銀行間で出資転換可否をめぐる異見を狭められずにいて、正常化
まで茨の道を歩くものと見られる。
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24日、建設業界によれば、ウリム建設は2011年1749億ウォンの当期純損失を記録、1067億ウォンに達する資本蚕食状態に陥った。
2009年からワークアウト中であるウリム建設は、未分譲アパート割引と資産売却など自救努力を通じて正常化を試みたが、大規模損失
を免れずに赤字に転換した。
ワークアウトに決定打として作用した、カザフスタンでのアパート開発事業などの海外建設がまた再び困難に陥った。資本蚕食にまでつ
ながった大規模損失の原因は、通貨オプション商品'スノーボール'(Snowball)で発生した。
スノーボールは、ウォン/ドル為替レートが上がるほど損害をこうむる商品だ。通貨オプション商品の一つである'KIKO'の場合、為替レート
イベント価格の上段と下段が決まっている反面、スノーボールは為替レートが上がるほど損失が雪だるまのように増える構造だ。
ウリム建設は、過去にカザフスタンなどでの海外建設事業の過程で、ファン変動リスクを避けるためにスノーボールに投資したが、高為替
レートにより1000億ウォン台の損失を見たと分かった。ウリム建設関係者は"数年前に加入したスノーボールで損失をこうむり、昨年これ
を財務諸表に反映した"として"営業上起きた損失ではなく、悔しい側面がある"と話した。
実際、ウリム建設の昨年営業損失は295億ウォン水準に止まった。通貨オプション商品で巨額の損害をしなかったとすれば、資本蚕食状
態に陥る可能性が低いわけだ。ウリム建設の財務状況が悪化した中で、債権銀行の出資転換まで難航している。
(続く)