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ポスコ、上場企業株式すべて売る
現代重・新韓金融持株・セア製鋼など9社7700億
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ポスコが現代重工業など、国内上場企業保有株式を今年第3四半期までに全量売却する。
財務構造改善と無借入経営を最優先とした、今年の経営目標を達成するためだ。ポスコは、保有株式売却を通じて6000億～7000億ウォ
ンの現金流動性を確保する計画だ。
23日、国内会計法人関係者によれば、ポスコは最近1兆ウォンほどの現金を確保する事を骨子とした'流動性確保プロジェクト'諮問を国内
会計法人と外国系コンサルティング社など4機関に依頼した。流動性確保プロジェクトは、国内上場企業の保有株式売却等を通して、1兆
ウォンの流動性を確保するのが目標だ。
ポスコ財務チームは先週、会計法人とコンサルティング社など4機関の担当者と関連会議を行った。ポスコは保有株式売却計画を今週中
に確定する予定だ。
ポスコ関係者は"20日に関連ミーティングをしたのはそのとうり"ながらも"これと関連してまだ確定したことはない"と話した。
4機関が提出した'流動性確保プロジェクト'には、全ての国内保有株式全量売却の内容が含まれていると分かった。ここに、海外出資事業
株式売却などに関しては、4機関ごとに差があった。
現在、ポスコが保有中の国内上場企業株式は、現代重工業と新韓金融持株が代表的だ。ポスコは、現代重工業株式147万7000株(1.94%)
を保有している。20日の終値基準として、株式の価値が4608億ウォンに達する。また、新韓金融持株437万株(0.92%)を保有しており、株式
価値が1803億ウォン程度だ。これを含めて、ポスコが保有している国内上場企業の株式価値は、セア製鋼・LGユプラスなど9上場企業
7722億ウォン(20日終値基準)だ。したがって、ポスコが株式売却を通じて6000億～7000億ウォンの流動性を確保するためには、国内上場
企業保有株式をほとんど売却しなければならない状況だ。
ポスコの'流動性確保プロジェクト'諮問に参加した、ある会計法人関係者は"現在、ポスコの流動性には問題がないが、借金比率を低くし
て外部借入なしで経営目標を達成するためには、先制的な流動性確保が必要な状況"としながら"新再生エネルギーなど、新しい成長動
力に力を集中するための布石もあると知っている"と話した。
（続く）