12/04/22 17:07:44.71 q1pEFqJw
>>336 つづきです
家計負債の過度な増加は、実物景気の変動性を高める要因としても作用する。借金増加が貯蓄率下落に
つながり、消費のための緩衝資金が減って、過多債務と担保不足によって貸し出しをうけることが困難になる
家庭が増えるためだ。実際に我が国では、外国為替危機後に家計負債が急増し、貯蓄率が大きく下落した
経験がある。
借金が過度な場合、景気回復力も弱化させることになる。いわゆる保有資産の価格が下落して財務状況が
悪化する場合、利潤増大よりは借金縮小を優先させるため、総需要が減少して景気が低迷する、いわゆる
'バランスシート不況'が発生するということだ。この場合、借金が適正水準まで減る時期まで、中央銀行の緩和
的通貨政策などが無力化されてしまう結果を呼ぶ。
例えば、日本やアメリカ、スウェーデン、フィンランドなどバランスシート不況を体験した国家は、景気低迷に
進入した後、成長モメンタムを確保するまで6~10年の時間が必要とされた。
また報告書では、"中長期的に住宅価格下落と財政健全性悪化憂慮が大きくなる中で、外部ショックが発生
する場合には、家計負債問題から経済危機につながる可能性を完全に排除することはできない"と指摘した。
これまでの研究によれば、ベビーブーマーの引退と生産可能人口の減少など人口構造の変化によって、
2010年代中盤以降に住宅価格が下落傾向に反転する可能性がある。また現在の財政健全性は良好な方だが、
人口構造変化にともなう福祉支出拡大などで中長期的に楽観できない。
報告書は、"短期間に家計負債発経済危機の可能性は大きくないが、家計負債増加速度を適正水準に誘導
することが至急だ"として、"不動産価格安定等を通して、多すぎる家計借入需要を調節して、内需基盤強化を
通じて家計所得を拡充する努力が必要だ"と明らかにした。
(2/2) 以上です
>>334
水をはじくコーティングをしたことを、ナノレベルで説明していると読めばよいと思います。
>>335
回路全体に施せる可能性はありますが、問題は耐久性でしょうか。端子に使ったらどうなるのでしょう。