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今年度で一番笑った記事
100メガインターネットなのに速度はたったの12メガ? 【東亜日報 it東亜】
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弘恩洞(ホンウンドン)に住むクォン・キヒョン(29)氏は、100メガ級の高速度でインターネット接続をすると
いう電話勧誘を信じて回線を切り替えた。しかし、100メガ級インターネットという説明と違い、実際の速度は
12MBほどに過ぎなかった。これは…だまされたのではないか?
クォン氏がだまされたのではない。クォン氏が通信会社から受け取った契約書には100Mbps(Mega bit per
second)でインターネット接続を提供すると書かれていたのだろう。秒当たり100メガビットのデータを伝送する
ことができるという意味では、間違いなく100メガ級速度は正しい表現だ。
しかしここに落とし穴がある。これはがビット(bit,binary digit)だ。ビットとはPCの容量や処理能力でもっとも
小さい単位であり、ファイルの大きさを表現する時使われる。しかし使用者が一般的に使う単位はビットでは
なくバイト(Byte)だ。バイトは0または1という2種類の表現しかできないビットの限界を解決して、より多様な
情報を表現するために登場した単位で、1バイトは8ビットに換算される。すなわち、100メガビットは12.5メガ
バイトになる。
現在多くの会社がバイトではなくビットで表記している。実際に三星電子は‘ギャラクシーS2’のメモリーを
8Gb(ギガビット)で表記したことがある。これを換算すると間違いなく1GB(ギガバイト)がなる。しかし、関連
知識を持たないユーザーは、これを8GB(ギガバイト)のメモリーを搭載していると誤解した。このようにビットと
バイトを混用することは多くのユーザーに混乱をもたらす。
以前はビットでも容量を表記するのに充分だったので、特別な問題がなかった。だが時間が過ぎるとともに
ビットで表記する例は減って、バイト表記が増えてきた。逆に通信分野では40年前から通信速度を測定する
単位に相変らずbps(bit per second)を使っている。実際に今回実用化される1ギガ級インターネット(1Gbps)も、
相変らずビットを基準としている。つまり1ギガ級インターネットで経験できる実際の速度は、125MB(メガバイト)
ほどになる展望だ。
ビットとバイトが混乱を与えているのは事実だ。したがって通信会社は両単位の混用をできるだけ減らして、
広く使われるバイトに表記を統一するか、最小限両単位を表記する誠意を見せなければならない。