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[5大観戦ポイント] 50%序盤時は与党に有利… 60%内外時は野に有利
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[ソウル新聞]
4・11総選挙が一日先に迫った。先月29日、公式選挙運動が開始以降、与野党が使用可能なすべての争点を動員して総力戦を広げてき
た中で、専門家たちは今‘不法査察’と‘キム・ヨンミン候補の卑劣な言葉’等の終盤の争点が投票率にどのように投影されるのかに注目
している。投票率と勝敗の相関関係、政党議席と勝敗の判断基準、自由先進党と統合進歩党の生存率と野党圏過半議席確保の可能性
など、今回の総選挙の主要観戦ポイントを探ってみる。
①投票率55%以上vs 55%以下
4・11総選挙の最後・最大変数は、断然投票率だ。首都圏を中心に超薄氷の混戦が続き、セヌリ党と民主統合党すべての選挙の勝敗を分
ける核心要素が投票率というのに異見がない。投票を2日前にした9日、終盤の悪材料がほとんどみな露出して、これ以上投票者の心を揺
るがす変数がないという意見が支配的だ。
結局、投票率の高低にともなう与野党政界の計算だけが残ったわけだ。実際に投票率が60.6%で高空飛行した17代総選挙では、民主党の
前身の開かれたウリ党が152席で過半を、歴代総選挙最低投票率の46.1%を記録した18代の場合、ハンナラ党が過半の153席を占有した。
歴代地方選挙で二番目に高い54.5%の投票率を見せた2010年6・2地方選挙では、野党圏が勝利した。民主党など野党圏は、投票率‘60%’
を今回の総選挙の勝敗分岐点と認識している。伯仲の勢いのソウルなど首都圏の状況は、投票率が悲喜を分けるというのが一致した意見だ。
セヌリ党の支持基盤である保守勢力が相当結集した状況で、投票率が上昇するほど、20・30代および中道性向の有権者が野党圏支持に
傾いたと解釈できるためだ。
民主党パク・ソンスク選挙対策本部長は“投票箱を開く前には、全く予測することはできない選挙区が全国30～40地域に達して、残ったの
は投票率の戦い”としながら“投票率が60%を越えれば接戦地区で野党圏候補が勝利できる。”と断定した。
19代総選挙が大統領選挙を控えて行われるうえ、政権末審判心理が大きく働いて、投票率を引上げるという見解が優勢だ。専門家たちの
予測投票率は、55%を基準として分かれている。これを基点に、50%序盤は与党が有利で、50%後半になるほど野党圏が恩恵を受けると見ている。
（続く 1/6）