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衆院11、12区「擁立見送りを」(2012年3月25日 読売新聞)
新党大地が要請、民主は保留
次期衆院選で選挙協力を模索する民主党北海道(道連)の岡田篤幹事長と新党大地・真民主の鈴木宗男代表は24日、札幌市内で会談した。
新党大地は、現職の石川知裕、松木謙公両衆院議員の地盤の道11、12区で、民主党に公認候補擁立を見送るよう要請。これを前提にした選挙協力を呼び掛けた。
さらに、鈴木代表は両選挙区以外の小選挙区での候補者擁立も主張し協力を求めたが、岡田幹事長は難色を示した。
会談は報道陣には非公開で行われ、両者は、年内に予定される釧路市長選(任期満了11月1日)、北見市長選(同12月20日)の選挙協力に向けた協議を始めることで合意した。
しかし、次期衆院選について、新党大地の鈴木代表は、道11、12区を重点選挙区とした上で、民主党に対し「ぜひ協力してもらいたい」と選挙協力を働きかけたが、
岡田幹事長は、「党本部と地元の調整には時間がかかる」とした。
新党大地は、浅野貴博衆院議員(比例北海道ブロック)の小選挙区擁立をほのめかしているが、両選挙区以外は、民主党の現職議員がいる。
そのため、岡田幹事長は「現職議員のいる選挙区を譲るのは厳しい」と述べた。
今年1月28日の民主党道連の党大会で、来賓の鈴木代表は、「相談があれば喜んで話をする。なければはいつくばってでも戦う」と発言。
民主党道連の荒井聰代表は「(連携は)白紙」とした。
一方、民主党道連は24日午後、連合北海道と「合同選対本部準備委員会」を設置。道11区、12区以外の選挙区の候補予定者を確定させる作業を急ぐ。
自分たちの立場の存続すら危ういからねw