12/02/26 05:29:35.05 C9RpDcnc
衆院区割り、26日から異例の「違法状態」- 読売新聞(2012年2月26日00時00分)
衆院選挙区画定審議会(区割り審)設置法が定めた区割り案の首相への勧告期限が25日で切れ、衆院の
「1票の格差」は是正されないまま、26日から「違法状態」に入る。
野田内閣の支持率低迷に悩む民主党執行部内では、格差是正策を講じられない状況を野党からの解散
要求をかわす「口実」に利用できるとの声も出始めた。与野党の無策への世論の批判にもかかわらず、「違法
状態」は長期化する可能性もある。
現行の衆院小選挙区比例代表並立制度下で区割り審が設置されて以来、違法状態になるのは初めてだ。
衆院選挙制度改革の与野党協議会座長を務める民主党の樽床伸二幹事長代行は25日、名古屋市内で
記者団に「民主党の比例定数80削減(方針)を(野党に)理解してもらえず、違法状態に至ってしまった。
残された道は、一日も早くそれを解消することだ」と語った。
民主党は公の場では「違法状態」の早期解消を強調している。各党協議の継続には与野党で合意が得られて
いるからだが、民主党執行部に妥協策の取りまとめを急ごうとする機運は希薄だ。同党のある幹部は「違法
状態の下ならば、野党も『解散、解散』と言いにくいはずだ。選挙制度改革の議論はしばらく放っておいた方が
いい」と語る。
URLリンク(news.infoseek.co.jp)