12/02/22 09:25:02.57 BCU0kSNC
<2月21日>(火)
○ふと思い出したが、少し前にさる自民党関係者がこんなことを言っていた。
「今の民主党は、政権末期の自民党以下です。なぜならあの頃のわれわれは、『下手をすれば、次の選挙で民主党に
負ける』という緊張感があった。今はそれがない」
○それって野党である貴方がたが不甲斐ないからではないのですか、とツッコミを入れたような記憶がある。当然だよね。
でも、上はまったくその通りなんじゃないかと思います。「下野する」ことの恐怖が与党を鍛える。が、野党ボケした与党と
与党ボケした野党のコンビでは、そういう緊張感が生じない。
○今や野田内閣の支持率は2割台に突入し、毎度おなじみの危険水域に入ってきた。毎年同じことを繰り返しています
から、この先がどうなるかは誰でも見当がつきますよね。ところが自民党への期待もさほど盛り上がらない。調査結果に
よっては、「支持政党なし」が5割を超えていたりする。
○そんな中で、急に風が吹いてきたのが第三極こと大阪維新の会である。「船中八策」なんて今どき何言ってんの、と
個人的には思いますけど、しばらくはこの人気が続くんでしょうな。今までにも何度も繰り返されてきたことですが、
「知ってる馬鹿野郎よりも、知らない馬鹿野郎の方が魅力的に見える」の法則です。
○ところがこうなると、民主党と自民党の両方に緊張感が生じる。「下手をすれば、次の選挙はエライことになる」と思い
ますからね。結果として解散風はパタリと止むんじゃないでしょうか。なにしろ選挙後は、「大連立以外に選択肢がない」
みたいなことになりかねない。その場合は「民自再生法」なんて呼ばれたりして。
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