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韓国経済3~4月が峠、海外不安増幅の可能性 【聯合ニュース 東亜日報】
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ヨーロッパ デフォルトの可能性、韓国4月総選挙で政治不安深刻
外国から流れてくる資金のおかげで株価は騰勢を持続しているが、実物経済展望は相変らず明るくない。
何よりも海外経済が不安定で、国内総選挙により政治状況が不安だという点から、韓国経済が3~4月に分
岐点に立つという憂慮も出てきている。
◇株式市場には日が昇ったが実物経済は真夜中
23日金融情報業者エフエヌガイド(FnGuide)によれば、有価証券市場上場企業108社の、今年の営業利益
展望値は21日現在110兆6千億ウォンだ。
これら企業の昨年9月末時点での営業利益展望値は117兆6千億ウォンだった。5ヶ月で7兆ウォンほど
減った。昨年9月末は、ヨーロッパ財政危機と米国景気低迷憂慮がピークに達し、コスピが1,600台中盤まで
暴落した時期だ。金融市場が'パニック'に陥った時よりも、企業実績展望は悪化している。最近、ヨーロッパと
米国の流動性供給で流れ込んだ資金が株価を上昇させていることとは関係なく、実物経済展望は相変らず
暗いという話だ。
これは世界の大型投資銀行(IB)による、韓国経済成長率展望値推移でもよくあらわれる。国際金融センター
によれば、グローバルIB9社が発表した韓国の今年経済成長率展望値は、先月末現在で平均3.4%だ。これら
IBの今年韓国経済成長率展望値は、昨年7月時点では4.4%だったが、9月に3.9%に落ちてからは下降を続けて
いる。
国内実物経済の危機兆候は、最近発表された各種経済指標にも現れている。韓国の今年1月の貿易収支は
19億5千700万ドル赤字で、2年ぶりに黒字行進が停止した。製造業景気を見せる鉱工業生産指数も、昨年12月
まで3ヶ月連続で下落した。景気状況を現わす同行指数循環変動分も4ヵ月連続で下落傾向を続けている。
LG経済研究院シン・ミンヨン経済研究室長は、"金融市場は変動性が大きいため、昨年末のヨーロッパ中央
銀行(ECB)の長期貸し出しプログラム以後、流動性供給量が増えたことで早く安定しているが、実物経済は
まだ改善されることを期待しにくい状況だ"と話した。
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