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遺棄化学兵器の処理間に合わず、期限を10年延長=日本外務省―中国メディア
16日、日本外務省の発表によると、日中両政府は戦前の日本軍が
中国に遺棄した化学兵器の処理期限を10年延長することで合意した。資料写真。
2012年2月16日、日本外務省の発表によると、日中両政府は戦前の日本軍が
中国に遺棄した化学兵器の処理期限を10年延長することで合意した。中国新聞社が伝えた。
中国・吉林省敦化市ハルバ嶺には、遺棄された化学兵器30~40万発が埋まっているとみられ、
日本は大規模な処理施設の建設を行っているが、予定していた2012年4月中の完了は難しいと
両国が判断し、その期間の延長が話し合われた。
共同通信社の報道によると、処理期限の延長は、
国際機関の化学兵器禁止機関(OPCW)から承認を得ており、
2022年内には処理を完了したいと日本の外務省は発表した。
日本は1997年に発効した「化学兵器禁止条約(CWC)」に基づき、
2000年から中国の遺棄化学兵器処理を開始していた。(翻訳・編集/内山)
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