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米倉会長「円高が続けば大変な問題で、円安になったら手が付けられなくなる」
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日本経団連の米倉弘昌会長は25日午後の定例会見で、
2011年の貿易収支が31年ぶりに赤字になったことについて
「一時的なものと期待している」と述べた。
昨年3月11日に発生した東日本大震災後のサプライチェーン(供給網)寸断による
製造業の出荷低迷や円高が大きく影響したとの認識を示した。
また、
「円高が長期的に続けば大変な問題で、貿易赤字が定着することもありうると危惧(きぐ)している」
と語った。
合わせて、
「今後も日本は貿易立国であるべきと思う。
技術力、人材力、それに裏打ちされた国際競争力を向上させる必要がある」
との見解を示した。
31年ぶりの貿易赤字を材料に外国為替市場で
ドルやユーロに対して円売りの流れになったことについては
「微々たる動き。これが長続きするかどうか」と指摘し、
欧州債務危機や雇用統計など米国景気が改善されなければ
「円高はなかなか修正されないのではないか」
との考えを示した。
さらには
「社会保障と税の一体改革があまり進まずに貿易赤字が継続するということになると、日本売りが始まるだろう。
国際的に日本の信用度が落ちると、円安になり、金利も上がる。そうなると手がつけられなくなる」
と述べ、
「今のうちに一体改革はどんどんやっていくべきで、市場はそういったことを見つめているのではないか」
と語った。
URLリンク(jp.reuters.com)