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1月25日付 編集手帳
源義経が平家の軍に夜討ちをかけようとしたが、暗くて道が見えない。義経が「例の大松明はどうだ」と問い、
家来が「その手がございました」と答える。『平家物語』巻九の一場面である
◆義経一行は道沿いの民家に火を放ち、火事の明かりを頼りに山を越えていく。暗くなったら、また次の民家
に火をつける…。松明がわりに家を燃やされる農民は、たまったものではない
◆政権奪取に至る暗い夜道にも、「大松明」が要るのかどうか。政権交代の前も、後も、通過する軍勢に家を
燃やされる気分がつきまとって離れない
◆交代前は民主党が自公政権に「解散を!」と迫り、交代後は自公両党が民主党政権に同じ文句を突きつ
けている。つまるところ物事は動かず、老後の安心も国の財政も炎上に至ったのは見ての通りである。
通常国会が開幕した。同じ火ならば、法案を照らすロウソクの炎がいい。与野党が額を寄せ、より良い案に練る。
政策を壊し合うのではなく作り合うなかで、政権担当能力の優劣は競えるはずである
◆「民意を問う」という美名に名を借りた椅子取りゲームで、国を灰にされたくはない。
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これがまさに読売の本音なんだろうな。